68-衆-社会労働委員会-37号 昭和47年06月12日
昭和四十七年六月十二日(月曜日)午前十時三十九分開議
出席委員
委員長 森山 欽司君
理事 小沢 辰男君 理事 橋本龍太郎君
理事 山下 徳夫君 理事 田邊 誠君
理事 大橋 敏雄君 理事 田畑 金光君
有馬 元治君 大野 明君
小金 義照君 斉藤滋与史君
澁谷 直藏君 田中 正巳君
竹内 黎一君 中島源太郎君
中村 拓道君 向山 一人君
渡部 恒三君 石川 次夫君
川俣健二郎君 八木 昇君
山本 政弘君 近江巳記夫君
古寺 宏君 古川 雅司君
西田 八郎君 寺前 巖君
出席国務大臣
厚 生 大 臣 斎藤 昇君
労 働 大 臣 塚原 俊郎君
出席政府委員
公正取引委員会事務局取引部長 熊田淳一郎君
行政管理庁行政管理局長 平井 迪郎君
科学技術庁計画局長 楢林 愛朗君
科学技術庁研究調整局長 千葉 博君
厚生政務次官 登坂重次郎君
厚生大臣官房審議官 信澤 清君
厚生省環境衛生局長 浦田 純一君
食糧庁次長 中村健次郎君
水産庁次長 藤村 弘毅君
労働省労政局長 石黒 拓爾君
委員外の出席者
環境庁水質保全局水質規制課長 山中 正美君
大蔵省主計局主計官 渡部 周治君
文部省初等中等教育局小学校教育課長 柴沼 晋君
厚生省公衆衛生局栄養課長 折田 貞雄君
厚生省環境衛生局食品衛生課長 鴛淵 茂君
厚生省環境衛生局乳肉衛生課長 神林 三男君
厚生省環境衛生局食品化学課長 小島 康平君
厚生省薬務局参事官 豊田 勤治君
農林省農林経済局企業流通部長 下浦 静平君
農林省畜産局参事官 斎藤 吉郎君
農林省蚕糸園芸局野菜花き課長 関谷 俊作君
通商産業省化学工業局化学第二課長 小幡 八郎君
社会労働委員会調査室長 濱中雄太郎君
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委員の異動
六月十二日
辞任 補欠選任
後藤 俊男君 石川 次夫君
浅井 美幸君 近江巳記夫君
同日
辞任 補欠選任
石川 次夫君 後藤 俊男君
近江巳記夫君 浅井 美幸君
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< 略>
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本日の会議に付した案件
食品衛生法の一部を改正する法律案(内閣提出第七七号)(参議院送付)
労働関係の基本施策に関する件(労働協約に関する問題)
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○森山委員長 これより会議を開きます。
食品衛生法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川俣健二郎君。
[中略]
○石川委員 話を進めてまいりますけれども、実はPCBの問題で私も二日間ばかり質問いたしましたが、そのときに予期せざるいろいろな公害が出てくるわけです。私はそのときにアスベスト公害という公害を提示いたしました。東京で初めてアスベストの小片が空気中から検出された問題があります。世界じゅうのどこでも検出されなかった。アメリカでは、死体解剖をいたしますと、アスベストの小片が必ずといっていいくらい人間のからだの中に入っておる。これが病気の相当な原因になるのじゃないか。ことに、日本の場合には特に問題になるのじゃないか。こういう問題の提起はどこでするこかという質問をしたのに対して、厚生省が問題の提起をいたします、こういう答弁であったわけであります。そこで、厚生省が何といっても人間の生命を守るための中核になるべき省庁であることは申すまでもないわけです。そういう観点からいいますと、食品関係の予算が一億六千二百万なんというていたらくで一体いいんだろうか。この点はだれに質問していいかわからない。大蔵省が来てないんだけれども……
[後略]