41-衆-商工委員会金属鉱山に関…-1号 昭和37年08月23日

本小委員会は昭和三十七年八月二十一日(火曜日)委員会において設置することに決した。
八月二十一日
 本小委員は委員長の指名で次の通り選任された。
      小川 平二君    藏内 修治君
      齋藤 憲三君    始関 伊平君
      中村 幸八君    多賀谷真稔君
      田中 武夫君    松平 忠久君
      伊藤卯四郎君
同日
 中村幸八君が委員長の指名で小委員長に選任された。
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昭和三十七年八月二十三日(木曜日)
    午後三時二十二分開議
 出席小委員
   小委員長 中村 幸八君
      小川 平二君    齋藤 憲三君
      始関 伊平君    田中 武夫君
      松平 忠久君
 小委員外の出席者
        通商産業事務官(鉱山局長)  川出 千速君
        参  考  人
        (鉱業審議会会長)      新海 英一君
        専  門  員 越田 清七君
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本日の会議に付した案件
 金属鉱山に関する件
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○中村小委員長 これより会議を開きます。
 金属鉱山に関する件について調査を進めます。
 当面の問題といたしまして、貿易の自由化に伴う金属鉱業の諸問題について、まず政府より説明を聴取することにいたします。川出鉱山局長。

[中略]

○松平小委員 これは先ほど田中委員も言及されたことなんですが、きわめて重大なことであることは新海さんが先ほど繰り返しお話しになった通りでありまして、私はほんとうに死活の関頭に来ているというのがこの金属鉱山だろうと思います。しかもそこへ持ってきまして、設備過剰投資を抑制するというような金融の引き締め、そういうものが加わりまして、さらにこの金属鉱山の存立というものを危殆ならしめておる、こういう段階にありますので、ぜひ一つ審議会の方々に真剣に取り組んでいただきまして、先ほど会長が言われたいわゆる基本的な方向の思想統一、その思想統一のもとに、一つ具体的な案を積極的に出していただいて、そして一つ当局をむしろ鞭撻するという意気込みで、ぜひこの解決に邁進していただきたいことを御要望申し上げます。

○田中(武)小委員 さっき松平委員も触れられたわけですが、きのう商工委員会で、自由化の十月一日のこれこれということを鉱山局長から答弁がありましたが、そのうちにアンチモニー、地金、水銀、マンガン、これは今松平委員も触れられたし、それから黒鉛、石綿といったようなものは、直ちに十月一日から自由化して大丈夫ですか。

○川出説明員 その点非常に問題があると思いまして、研究をさせていただいておるところでございます。今おっしゃいましたほかに、タングステン鉱がございます。

[後略]