12-参-内閣委員会-18号 昭和26年11月24日
昭和二十六年一月二十四日(土曜日)午前十時三十四分開会
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出席者は左の通り。
委員長 河井 彌八君
理事
松平 勇雄君
溝淵 春次君
山花 秀雄君
委員
楠瀬 常猪君
郡 祐一君
横尾 龍君
成瀬 幡治君
カニエ邦彦君
楠見 義男君
竹下 豐次君
栗栖 赳夫君
三好 始君
三浦 辰雄君
館 哲二君
委員外議員
郵政委員長 岩崎正三郎君
原 虎一君
水橋 藤作君
千葉 信君
国務大臣
厚 生 大 臣 橋本 龍伍君
郵 政 大 臣
電気通信大臣 佐藤 榮作君
労 働 大 臣 保利 茂君
政府委員
行政管理政務次官 城 義臣君
行政管理庁次長 大野木克彦君
行政管理庁管理部長 中川 融君
通商産業大臣官房長 永山 時雄君
通商産業大臣官房会計課長 伊藤 繁樹君
中小企業庁長官 小笠 公韶君
運輸大臣官房長 荒木茂久二君
運輸省海運局長 岡田 修一君
郵政大臣官房人事部長 八藤 東禧君
電気通信大臣官房人事部長 山岸 重孝君
労働政務次官 山村新治郎君
労働省労働基準局長 龜井 光君
労働省職業安定局長 齋藤 邦吉君
事務局側
常任委員会専門員 杉田正三郎君
常任委員会専門員 藤田 友作君
説明員
厚生省大臣官房人事課長 大山 正君
厚生省公衆衛生局環境衛生部長 楠本 正康君
厚生省医務局長 阿部 敏雄君
工業技術庁長官 井上 春成君
運輸省大臣官房観光部長 間島大治郎君
運輸省自動車局長 牛島 辰彌君
海上保安庁総務部長 吉田日出男君
中央気象台長 和達 清夫君
電気通信省事務次官 靱 勉君
労働省大臣官房秘書課長 江下 孝君
労働省大臣官房労働統計調査部長 金子 美雄君
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本日の会議に付した事件
○行政機関職員定員法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)
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○委員長(河井彌八君) これより内閣委員会を開会いたします。
一、二御報告いたします。統制摘廃に関する法律問題につきまして、食糧管理法の解釈方を根本農林大臣から二十二日附で内閣委員長へ報告がありました。これは朗読はいたしませんが、印刷いたしましてお手許に配付してありますから、それで御承知を願います。
次に本日の委員会の順序をお諮りいたします。厚生省が残つておりましたから、先ず厚生省、それから通産省、運輸省、郵政省、電通商、労働省、建設省、経済安定本部、この順で審議を進めたいと考えますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
[中略]
○三好始君 通産省に関してはまだ説明を伺つておりませんので、簡單に整理についての説明を頂いて、それから質疑に入られることを望みます。
[中略]
○三好始君 通商産業省から提出されておる資料は、局別の現定員、整理定員或いは新定員だけしか出ておりませんので、非常に我々審議して行く上に不便を感ずるのであります。事務の実情を具体的に示してどの事務がどういうふうに簡素化されるから新定員はこうなるんだ、こういう資料を提出して頂かないと、正直に申しましてこの種の資料では最低二日ぐらいかけないと審議できないような感じがするのでありまして、資料について先ず遺憾の意を表しておきます。
一点だけ私特にお伺いしておきたいのでありますが、今回の通産省関係の整理では、他省の場合も同じでありましたが、物資需要調整事務の全面的廃止を前提として整理案が提出されております。そこでお伺いしたいのでありますが、物資需要調整事務は、通産省関係で何が現在残つておるのか、又これは石油が主なものでろうと思うのでありますが、物資需要調整事務に従事しておる定員が本省並びに各外局ごとに現在どれだけあるか、それだけお伺いいたしたいと思うのであります。
○政府委員(永山時雄君) 現在統制の残つておりますものは、これは、統制が実体的にも継続されているものと、それから物資需要調整法では指定はされて、それが形の上では残つておりますが、実際には統制の実施が停止をされておるというものと、二種類あるのでございますが、その前者につきましては、石油の関係それからニッケル、コバルト、塩、カーボン、ブラック、燐鉱石、石綿、そんな程度でございまして、従いまして大体特に大きな問題としては油とニッケルあたりが問題ですが、その他は統制品目としては極く軽易なものが残つておる程度でございます。
○三好始君 私は何が残つておるかということと、この残つておるものの統制に従事しておる人員が本省並びに各外局別にどれだけの人員であるかということをお伺いいたしたのでありますが、人員のほうのお答えがなかつたようでありますので、それをお答えして頂きたいと思います。
[後略]